大井町フォトスタジオ通信

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フォトネクストに行きました!

毎週火曜日、水曜日は大井町フォトスタジオの定休日です。
関東は梅雨に入ってしまった様ですが、お天気の悪さに負けず横浜で開催されているフォトネクスト2022に行ってきました。
年に一度フォトグラファーや写真館の為に、セミナーや写真ビジネスのための機材やアルバムの展示があったりして、ワクワク感いっぱいです。
横浜は、フォトスポットも沢山あり、好きな町のひとつなので、ロケハンの為に出かけることも多いです。
さて、会場の中に入ると沢山のブースがあり、アウトレット品のセールセクションに興味深々でしたが、長蛇の列。人数制限もあり、なかなか進まないので、諦めることにしました。
メインステージで行われる浅田政志さんのレクチャーに参加したかったのです。
レクチャーが始まり、浅田さんが写真を始めたキッカケや、家族写真に対する思いを聞きました。そこで三つの大切なことを再確認しました。
一つ目、浅田さんは、写真学校時代から、上野彦馬の世界観に大きな影響を受けていたそうです。上野彦馬といえば、日本で最初に写真撮影を始めて、写真館というものを設立した人。幕末から明治時代かけて活動していたので、坂本龍馬のポートレイトが有名です。写真の薬品も研究していたようで、私も写真学校時代に彼について学んだ記憶があります。この頃は大型カメラでの一発勝負で写真を撮るしか方法がなかったので、一枚の写真を撮るという事が意味のある特別なことだったに感じます。一枚一枚を大切に撮る!
二つ目、もし自分が一生にたった一枚も写真を撮って残すとしたら、どんな写真を残すのか?
う〜ん、私は自分を含めた家族写真を撮りたいと思いました。多分シンプルな背景の中で、みんなの服装の色は合わせたいかもしれません。浅田さんも自分も入った家族写真を撮りたいとお話ししていました。
自分も入るって重要です。家族の一員なので、自分も一緒に写真の中に収まりたいのです。
三つ目、一番大切なことを仰いました。
写真は必ず形にして渡さなければダメです!データはダメですよ!と。
よくぞ言ってくださった!が感想です。基本的に写真は見るもの、飾るもの、眺めるもの。
大井町フォトスタジオでも全データお渡しという形での納品プランや、データのみの販売もあるもですが、必ずサービスフォトもお渡ししています。
それは、お客様が最初に商品を見るとき、私が撮影した一枚の写真を目に焼き付けて欲しいからです。
帰って、祖父の写した家族写真のアルバムを見返しました。大正時代の物なので、表紙も中のページもボロボロです。
アルバムを見る限り、祖父も大分上野彦馬に影響されていたのでは?と思う写真ばかりでした!
一番好きな写真を御紹介させていただきます!

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