大井町フォトスタジオ通信

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LED光 vs ストロボ光

九月に入り、長かった夏休みもようやく終わり、ホッとしているところですが、まだまだ真夏の暑い毎日が続きますね。これから連休にかけて台風が来るようで、せっかくのロケ撮影に影響がないか気になります。

大井町フォトスタジオでは、早朝に32枚の大きな窓からの自然光が鋭く差し込み、撮影に影響しないように工夫するのが8月の大きな課題でした。特に開店前の1時間は直射日光が入ってしまいますが、幸い北向きなので、開店してからの時間は割と安定した明るさで撮影や作業を行えてます。
世の中的にはED光使用の撮影も流行っているようで、大井町スタジオ施工の際にも考えてみました。しかし、32枚の大きな窓と高さ約20メートルの天井に取り付けられている水銀灯のようなフロアライトが写真の色味に影響することを想定して、大井町フォトスタジオでは、ストロボをメインで撮影しています。
先日スタジオに飛び込みで、某機材会社の方が新作のLED壁施工例の提案に来られ、いろんな説明をして下さいました。大きな窓の部分がLED光源で、太陽光が窓の外から差し込む自然光のような表現になるという事で、とくに小さなお子様や赤ちゃんは、ストロボの発光に驚いてしまったり、泣き出して表情が硬くなってしまうことがあるので、いちいち光らないLEDなら安心だったり、何かと便利だそうです。

うちでもご家族で撮影に来られる方や、お子様の撮影もありますが、あまり不安に感じたことはなかったです。多分スタッフみんなで撮影自体を楽しんでますし、それぞれ子育てを経験しているので、親目線で撮影を盛り上げてくれているからかもしれません。

ところで、色々説明を聞いているうちに、LED窓から差し込む光風のライティングをストロボ光でも表現できないものか?と考え、テスト撮影を行う事にしました。あまり登場することのなかった紗幕の登場です!

縦横3メートルの紗幕の裏からストロボを傘にバウンスさせて、紗幕に透過させる方法です。アップの撮影では、ソフトボックスの前に立ってもらうのもあるのですが、3メートルあると、余裕で全身に対応です!

キッズの撮影を想定して、スタジオ小物で人気の木馬を撮影です。当然被写体前からのライトも必要なので、ソフトボックス2等で左右からの強弱をつけてみました。光量の調節には要注意ですが、想像以上の効果を感じられました。

撮影パターンのバリエーションが増えて、パワーアップです!七五三にも成人式前撮りにも家族撮影にも応用出来そうで楽しみです。七五三の季節が近づいてきました。ご予約受付中です!スタジオでの撮影をお待ちしております!

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